自分がどうありたいか——父のコト

今日は、ちょいと重いです。

先日、父が亡くなりました。
1年半前に胃癌が見つかり、手術で胃を切除しましたが、1年後再発。
入退院を繰り返し、最後は自宅で看護しておりました。
私は、父が好きではありませんでした。
父は私たち娘に(妹がいます)ほとんど関心のない人でした。
本当はどうだったか知りませんが、
少なくとも娘の私から見ても、母から見ても
関心があるとは思えませんでした。
遊んでもらった記憶もあまりなく、
覚えているのは、3,4回スキーに連れて行ってもらったことくらい。
父は休みの日は、友人たちとスキーやゴルフに出かけていました。
だからと言って寂しかったわけでもなく、遊んで欲しいとも思っていませんでした。
私が中学生の時、吹奏楽部だったことを、つい4.5年前まで知りませんでした。
家にユーフォニウム持って帰ってきていたのに、妹もフルート吹いてたのに、知らなかったとは驚きです!
母に何か相談すると、「お父さんに聞いてからね」と言われ、
父に相談すると必ず反対されました。
私は何事も、親に相談する前に決め、事後報告するようになりました。
何をするにも、反対されるのではないかと思ってうのです。その感覚は大人になっても抜けませんでした。
褒められたことはテストの点数くらいでした。
特に頑張ってもいなかったし、大してうれしくもなかったです。
できないことはけなされました。
なぜ子どもに対してそんなことが言えるのかと思うような幼稚な発言に傷つきました。
孫(うちの息子)に対しても同じように接するので、我慢ができずに言い返しましたが、意味がわからないようでした。
息子にはおじいちゃんを好きにならなくてもいいと、私も好きじゃないことを伝えました。
余命3ヶ月とわかった頃、父と2人で話す機会がありました。この関係が良い方に向かえばと思いました。
父が、私のことを心配してくれていることはわかりました。感謝もしています。
でも好きにはなれない。
40年以上、日々積み重ねてきたことは、
死ぬから変わることなんてない。
反面教師だと思っています。
こんなことを言ったら、
冷たい人だと嫌われないだろうかと思って誰にも言えずにいました。
昨日、私が父が好きではなかったことを知っている信頼する友人に、
「お父さんと亡くなる前に話はできた?」
と聞かれました…
私が黙っていたことを気にしてくれていたのかもしれません。
正直に思っていることを話してみました。
叱られるか、嫌われるかなと思いながら。
そしたら。
その友人は「それでいい」って言ってくれました。
『それでいいんじゃない
人なんてそんなもんだよ
一緒にいたこと
嫌いだって思ったこと
反面教師だなって思えたこと
それがあなたのお父さん
子供にどう思われるかより
自分が自分のことをどう思うか
どうありたいかの方が大事だと思う
それで嫌われてもしょうがないさ
理解されるかどうかなんて
その人にしかわからんのやしね』
これがほしかったんだなぁ、私。
私がどうありたいか、
それを大事にしてくれる人がいてよかった。
さらに、私は愛される人だと保証までしてくれた。笑
号泣です。泣きたかったんだなー、私。
なんて素敵な友達を持ったんだろう
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