「人は天と地の真ん中にある」ということ

Noriko
北京から帰ってきましたー!
まさかのトランプ夫妻と被る日程!

日中文化交流協会主催の「中医学体験」訪中団に参加してきました。

中医学の基本のき

中国では西洋医学の病院ももちろんありますが、「中医師」による中医の病院もたくさんあるんですよ。

治療は鍼灸、マッサージ、かっさ、薬の処方などですが、診断(患者の診方と養生)が、日本の先生(いろんな先生がいらっしゃいますが)違うなーと感じます。
日本でも東洋医学を勉強されてる先生は、患部だけでなく全体を診ていらっしゃいますが、全体というのが身体全身だけでなく、生活習慣や今、気になっている悩み、家族のことなどいろんな質問をされます。

今回の中医学体験では、北京の東文クリニックにお邪魔しました。

東文中医医院

社長(社長室と書いてあったので)の徐先生の日本語による薬膳講座を受講しました

講座の冒頭で、徐先生が

「中医学の『中』という字はどういう意味か知っていますか?」

と質問されました。

中国の中じゃないの!?って思ってたんですが。

『中』という字には、天と地の間という意味があるそうです。

すなわち、私たち「人」のコト。

人を見ずして、中医学は成り立たず、天と地の間にあるということも忘れてはならない

と徐先生はおっしゃいました。

ここがまず基本なんですね。

天と地というのは、スピリチュアルなことでもなんでもなく

「住んでいる土地、その土地の気候やお天気に合わせて生きる」というとってもシンプルな話です。

それが文明が発達するにつれ、自然に合わせない生活が当たり前になり、ヒトはバランスを崩して体調を壊すのです。
至極当たり前の話なのですが、中医学の根本はそこにあることを忘れてはいけないと念を押されました。

薬を飲む前に、病院に行く前に、自分の生活を振り返って、天と地の間に生きていたのか、と自分に問いかけてみると改善するべき点が思い当たるはずです!

どうですか?

日の出とともに起き、日没とともに薄暗い生活をするのは現代社会では難しいですが、早寝早起きができていないのに、これを食べればいいのでなないか、この薬がいいんじゃないかと考えるのはおかしいということです。

日没後も灯りをこうこうと照らし、仕事をしたり飲んで騒いだりすることは、「陽氣」を無駄にしていることになります。

陽氣が乱れると、自律神経のバランスが乱れ、睡眠障害が起こり、悪化するとうつ病などの精神疾患へと発展してしまいます。

特にこれからの季節、冬は蓄える季節なので、陽氣は春に備えてしっかり蓄えておくべきなのです。

だから、まずは天と地の間にあるということを意識すること。

この当たり前の考えが大好きだから、わたしは中医学に惹かれるのだなー

徐先生のお話はとってもわかりやすくて、ダメ出しもあるけど、愛があって、また会いたくなる先生でした♡

文化として根付いている中医学

薬局では実際に処方されている薬剤を見せていただきました。

この後ろの引き出しは実際に使われているんですー!
飾りのところもあるみたいですが、ここの薬局にはちゃんと全部薬剤が入ってます。

薬局の先生がサクサク計って、紙の袋に入れていきます。

徐先生が日本語で質問に答えてくれるので、どうやって使用するのか、どんなときに使うのか次々に説明されていきます。

動物性のもの(大ヤモリやサソリやムカデ!)は高価なんだって。

「捕まえてくるの大変だよねー!」
って言ったら、大ヤモリやサソリなんかは薬剤としてつかうのに、野生のものを捕まえていては追いつかないから育ててるって言われました
…そりゃそうだ

最近は、日本へ観光にくる中国人が増えてますが、お土産に鎮痛剤や風邪薬を買っていくそうなんですよ。

中国では西洋の薬ももちろん売られていますが、あまりバリエーションがないようで、西洋の薬は日本のものが安くてよく効くんだって。
でも、中国の人は、西洋の薬は即効性を求めるときに使用すると知っていて使ってるそうです。
根本的に治療しない、症状を抑えるためと知って使ってるんですねー。
わたしたちもそういう使い方をするべきなんですよね。

どちらがよい、というのではなく、いいところを取り入れればいいんです。

中国では、中医学の研究に国の予算がどーっさりおりています。
国として中医学の研究を進めていくという方針なので、2000年以上の歴史だけでなく、今もなお研究しづづけられて進化している最新の医療なんですよ!

でも、即効性(すぐに痛みをとるとか、救急処置)は苦手です。
ここは西洋医学にかなわない分野なので、救急は西洋医学に頼るべきなのですが、慢性疾患や体質改善は得意ですから、根本から体を変えたい、治す力が欲しいと思う人は、中医学や東洋医学を採用するといいです。

というようなことを、一般の中国の人も知っているというところに、文化として中医学の考えが根付いているんだなと感じました。

医食同源を体感する旅

東文中医クリニックを訪れた日は、ちょうど立冬の日でした。
中国では立冬に家族で餃子を食べるそうです。
スタッフの皆さんが、餃子を手作りしてくださいました♪

にらとたまごの餃子です。
中国ではよく食べられる餃子の具なんだって。
豚肉が入ってない餃子なんてーと思ったけど、これがなかなかおいしいです。

にらはカラダを温める食材。卵は体を冷やす食材。組み合わせることで、カラダを冷やさないようにするのも中医学、中国の食事の知恵です。

この季節はどこでスープを飲んでもほぼ必ず、白きくらげが入っています。
ふわふわしておいしいですよー
デザートにはいってることもありますね

白きくらげは、肺を潤す食材として中国では当たり前なんですね。
今回、中日友好協会の副会長さんにお会いしたのですが、医学とは関係のないお仕事をしている彼女も
「白きくらげは肺を潤しますから、乾燥している今の季節は食べるといいですよ」
とおっしゃっていましたし。

食にこだわる中国人ですが、健康の意識も含めての食へのこだわりがあるのですね!

まだまだ書きたいことはたくさんあるので、北京研修レポは次回に続きます。

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Noriko

ヨガインストラクター ナチュラリスト・ライフスタイルアドバイザー ゆとりあるストレスフリーな生き方を望む方へ ココロとカラダをゆるめてバランスを整えてワンランク上のゆるハピライフへ導きます